[エオルゼア探訪]禁書回収 グブラ幻想図書館

グブラ幻想図書館ID道中の蔵書を紹介します。CFで行くと本を読んでる暇は無いかもしれませんが、ゆっくり見てみるのも面白いものです。

禁書回収 グブラ幻想図書館:概要(The Lodestone)

学術都市「シャーレアン」が誇る、知識の殿堂「グブラ幻想図書館」。エオルゼア各地から集められた、莫大な蔵書が眠るこの場所も、15年前に放棄されて以来、その扉は固く閉ざされ、人の寄りつかぬ廃墟と化していた……。
隠者「マトーヤ」の使い魔に導かれ、光の戦士たちが大図書館の地下深くにあるという禁書庫に向かう。そこに隠された、一冊の研究論文を手にするために。

『ガレマール階級論考:上巻』

第六星暦1522年の帝政転換以来、
ガレマール帝国では、階級社会化が急速に進行している。
名に所属階級が含まれる点は、その深刻度を示す例といえよう。
国家元首たる皇帝は「ゾス」……
これに続く皇族は「イェー」、貴族は「ウィル」を名乗る。

軍人階級は、軍団長の「ヴァン」に始まり、
「トル」「サス」「レム」「クォ」「ピル」「エン」と続く。

魔導技術者は、筆頭機工師の「ナン」に始まり、
「マル」「ルクス」「キル」「ジェン」と続く。

『ガレマール階級論考:下巻』

公職は、独裁官および元老院主席の「イル」に始まり、
「ヘット」「ゴー」「フェー」「エイル」「ダス」と続く。

市民は「セン」と、二級市民の「バス」に別たれ、
最下位には市民権を持たぬ「アン」が位置する。

ガレマール帝国の軍事侵攻により、
属州化された地域では、その住人は多くが「アン」とされ、
奴隷として市民に仕える生活を強要されているようだ。
「アン」が市民権を得て「バス」や「セン」となるには、
帝国に対する「特別な貢献」を認められるか、
20年以上の過酷な兵役が必要となる。

『六属創世記』

「廻りくる六つの生誕」……
雷は落ちて火を生み、火は燃えて土を生み、土は遮りて氷を生み
氷は溶けて水を生み、水は昇りて風を生み、風は曇りて雷を生んだ
「果てしなき三つの凱旋」……
土は雷を吸い尽くし、水は土を流し尽くし、雷は水を走り尽くした

「終わりなき三つの敗北」……
火は風に消され、氷は火に溶かされ、風は氷に防がれた

「揺るぎなき二つの支配」……
雷も火も土も氷も水も風も、すべては霊の上にあり、
すべては星の下にある……近いか遠いかただそれだけ……。

『新大陸見聞録』

シルバーサンド一家のメルウィブ・ブルーフィスウィンが、
西方の新大陸に至る、安全航路を発見したことは、
歴史的に見ても大きな意義を持つ。
これまで新大陸への航海は、まさに命がけであり、
運を天に頼むしかなかったからだ。
ただし、上陸してからも決して油断できない。
野蛮なマムージャ族をはじめ、原住民族には、
好戦的な者も少なくなく、魔物や野獣の脅威も強い。
しかし、私は必ずや伝説の「黄金郷」を見つけるつもりだ。

『ある彫金師の日記』

美しい薔薇には棘があるとは、よく言ったものだ。
上位妖異のなんと妖しく美しいことか!
美の探求者として、これほど心震える存在はない。
多少、苦労したが、依り代は手に入れた。
後は術式を組んで、異界「ヴォイド」の美しい妖異を、
憑依させるだけ……。
召喚した妖異が暴れぬように、
すでに依り代は、鋼の鎖で寝台に固定した。
さあ、愛しのサキュバスよ、蜜月の時間の始まりだ!

『ある彫金師の日記』

失敗した……。
今、私の寝台の上には、鎖で縛られたイカ頭の妖異が、
悩ましげにうねっている……。
何をどう間違えたのか、わからない。
どう処分すればいいのかも、わからない。

ただ、ひとつわかることといえば、
私の夢が、崩れ去ったというだけだ……。

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